[←前頁] [RED文庫] [「WILD BLOOD」TOP] [新・読書感想文]
お待たせしました♪
オリジナル不定期連載小説「WILD BLOOD」の第1話「真夜中の出会い」をお届けします。
不定期連載小説とは、なんでしょうねえ?(笑) まあ、いつ続きが書かれるか分からないと言うことですね(笑)。基本的には1話完結で、気が向くままに書きつづっていくつもりです。
本作は、少年マンガ誌を意識した作風にしてあります。ですので、いつもの小説の文体よりも砕けて書かれており、作者自身のツッコミも盛り込まれ(笑)、一見、作者が壊れたかと危惧される読者もおられるかも知れません(笑)。まだ試行錯誤の段階ですが、そういう試みだと言うことをご理解いただきたいと思います。
さて、少しネタ晴らしをしておくと、元ネタは私が高校の頃に読んでいた「とってもひじかたくん」(著・鈴宮和由)という学園マンガからです。内容はほとんど忘れていますが、物語の中心はケンカっぱやい土方歳三と学園のアイドル的存在である沖田総司(これが意外とケンカが強い)の友情で、その他、近藤や芹沢といった「新撰組」のキャラクターも登場。この主人公二人が、そのまま本作のアキトとつかさに受け継がれているわけです。
また、私は高校時代、マンガ研究部に所属して、マンガを描いておりました。いつもは普通にある雑誌と同じように個人個人で作品を描いているのですが、文化祭の時期になると今で言うリレー・マンガみたいなものを描いていて、各人2ページずつ、ストーリーをつないでいく企画がありました。当時、部長でもあった私は(笑)、スタートのページとラストのページを担当。三年生のときに、タイトルを忘れちゃいましたが、広い屋敷に住む男子高校生のところに、初めてガールフレンドが遊びに来ることになるのだが、その屋敷にはヴァンパイア、狼男、フランケンシュタイン(もう、「怪物くん」の家来そのまま!)が住みついていて、それを秘密にしていた主人公は……というマンガを手がけました。その主人公の名が、字は違いますが「秋人」でした。さらにヴァンパイアとか狼男とかいった設定も今回、組み込んでいるわけです。
こうして色々なもので作り上げられたのが「WILD BLOOD」であります。他にもあるのですが、それはおいおい語っていくことにしましょう。
さて、「WILD BLOOD」の次回更新日は未定ですが(おそらく来年以降でしょう)、第2話のタイトルは「ボクは男だ!」です(笑)。
他の作品共々、よろしくお願いします。
2001年9月9日 RED
[←前頁] [RED文庫] [「WILD BLOOD」TOP] [新・読書感想文]