[←前頁] [RED文庫] [「WILD BLOOD」TOP] [新・読書感想文]
大変、長らくお待たせしました。
オリジナル不定期連載小説「WILD BLOOD」の第2話「ボクは男だ!」をお届けします。
不定期連載と銘打って、続きをごまかしていたわけですが、さすがに二年近くもの間隔が開いてしまうと、ちょっと開きすぎの感も否めませんね。しかも第1話を書いて、長い間ほったらかしなんて、私が読者でも、「もう続きは望めない」と諦めるところでしょう。しかし、ご心配めさるな。ちゃんとある程度の物語は考えてあるのですよ。この第2話までの間隔が開いてしまったのも、タイミングが悪かっただけの話です。他の長編連載が思いのほか、長引いてしまったりだとか。そんなわけで、次回の第3話は、もうちょっと早く執筆して、公開できるようにしましょう。
しかし、これだけ間隔が開いてしまうと、ちゃんと前回同様の作品をお送りできるか心配です。特に連続ものの作品でありますし。私の書いた感触では、ちょっと違う気がしますね。これも次回からはちゃんと修正しないと。
それでも久しぶりにアキト、つかさ、薫の三名を書いて懐かしい思いがしました。この三人にはこれからも高校生活を満喫して欲しいものです。そして、私が高校時代に楽しかったこと、また逆に、あこがれていながらもやれなかったことを託してみたい。そう思って書いております。いつでも、この作品を書き出せば、青春時代が甦るものにしたいですね。
それでは今回は、キャラクターのネーミングについて少々、書いておくことにします。
まず、アキトですが、「アキト」の名前が元にした私のマンガのキャラクター名であるのは前回の通り。そして、フルネームが「仙月明人」になっていますが、「仙」は仙人をイメージしたもので、吸血鬼ならではの長寿を意味しています。そして、残りが「月明人」ということですが、「月明かりの人」となり、これも月下の吸血鬼を暗示しているというわけ。
次につかさですが、元ネタ「とってもひじかたくん」のキャラクター、沖田総司の一字をもらっているのもさることながら、「つかさ」という男でも女でもいい名前の響きを取りました。そして「武藤」ですが、これは「武道」から変じたもの。我ながらキャラクターを表した、いいネーミングだと思っています(笑)。
そして、薫ですが、これは私の幼なじみの名前(爆)。字も同じで、本編同様、男勝りな女でした(苦笑)。まあ、可愛さは小説の方が断然でしょうけどね(爆)。また、「忍足」の名字は、剣道をやっているところから、ちょっと時代がかった名にしようという配慮から。皆さん、ちゃんと「おしたり」と読んでやってくださいね。
そんなわけで、「WILD BLOOD」の次回更新日は例によって未定ですが、今回ほどお待たせはしないつもりです。
また、そのときにお会いしましょう。
2003年6月24日 RED
[←前頁] [RED文庫] [「WILD BLOOD」TOP] [新・読書感想文]