[←前頁] [RED文庫] [「WILD BLOOD」TOP] [新・読書感想文]
お待たせしました。
オリジナル不定期連載小説「WILD BLOOD」の第3話「嵐を呼ぶテニスコート」をお届けします。
この「WILD BLOOD」がスタートして丸二年。そして、やっとの第3話(苦笑)。不定期連載と銘打っているものの、あまりにも進行具合が遅いですね(苦笑)。気長に待っていただいている読者の皆様、申し訳ございません。もうちょっと頻繁に続きを書いて(と言うか、一話完結なので、一応はどこからでも読めます──いや、読めるつもりにしてますが)、不定期ながらも連載だと主張したいのですが、他にも書きたいものが多く、どうしてもネタに詰まったときの逃げ道みたいな作品になっております(爆)。ご容赦を。
さて、この第3話は、当初の予定ですと、「恐怖のつかさグルーピーズ」と題して、つかさの親衛隊を結成した女子と、つかさを独占したいアキトの抗争(?)を描くつもりでした(ちなみに薫は、この抗争に我関せずと言う態度を取るというもの)。でも、兼ねてからつかさを可愛いと思っていた女子は多いものの、まだ親衛隊を結成されるまで人気が急上昇するのもおかしいかなあと思い直し、今回のようなストーリーに変更。書き出す前はちょっと不安だったのですが、書き終わった今では楽しかったです。あとは読者の皆様の感想次第。いかがでしたでしょうか?
なお、本作では読み切り短編「彼女が来る夏」に引き続いたつもりはないのですが、スポーツのシーンを取り扱った作品になりました。まあ、学園モノであれば、スポーツは定番でもありますし、いつかは「WILD BLOOD」でも取り上げようと思っていたのですが、こんなに早く(連載から二年だけど)使うことになるとは。
ちなみに、どうしてテニスかと言えば、今日の朝まで全米オープンテニスが放送されていましたし(笑)、巷で人気のマンガ「テニスの王子様」を文句を言いながら見ていますし(あいつら、中学生にしちゃ、大人びてるよ! それにあんなショット打てたら、とっくに世界ランク入り!)、CSでは「新エースをねらえ!」が放送され、懐かしく眺めているなんてことが、多少、影響してるのかもね(笑)。
もちろん、今回からの新キャラクター、生徒会長でスケこましの伊達修造クンは、すでに皆さん、分かっていると思うので、今さら書く必要もないかと思いますが、元テニス・プレイヤーである伊達公子と松岡修造の名前を組み合わせただけ(笑)。書き進んでいくうちに意外と面白いキャラだったので、もう一回くらい準主役として出してみようかと思っております。それも今回以上に面白い話になるはず(作者の私が言うこっちゃないね)。乞うご期待!
さて、「WILD BLOOD」の次回更新予定日は、いつもの通り未定です。来年以降になるかも知れませんし、意外と再来週なんてこともあるかも。お楽しみに。
では。
2003年9月8日 RED
[←前頁] [RED文庫] [「WILD BLOOD」TOP] [新・読書感想文]