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大変長らくのお待たせでした。
ここに「WILD BLOOD」の第7話「ともだち以上、コイビト未満」をお届けします。
今回はアキトでもつかさでもなく、薫にスポットを当てた話になっております。つかさと薫の関係をもっと詳しく書いて、シリーズを楽しんでくださっている読者の皆様にご承知いただきたいと思ったからです。これによって、また今後の「WILD BLOOD」の読み方が違ってくるかな、と考えたもので。しかし、本来予定していた内容とは、少しズレたものになってしまいました(苦笑)。つくづく、プロットを作ってから書くというのが苦手な人間です(苦笑)。
本当はもう少し、つかさと薫の中学校時代に焦点を合わせたかったというのが本音。つかさの両親が事故死して、祖父母に引き取られたのがこの頃で、どうして薫がつかさを気にかけるようになったのか、その辺りをやりたかったわけですが、どうもそれは今後に持ち越しのようです。今となっては、せめて第3話くらいに書いておくべきだったかと後悔しているのですが……。また、いずれの機会に書くこととしましょう。
さて、この第7話では私の別作品からゲストを登場させています。気がつかれて、ニヤリとされた方もおられるのではないでしょうか。
こういうゲスト出演は今回が初めてではなく、「WILD BLOOD」の第5話でも試みております。出来れば読者の方に見つけていただいて、掲示板への感想にでも書いてもらえればと思ったのですが、これまでのところ残念ながらいらっしゃらないので、こんなところで明かしております(苦笑)。どの作品の誰なのか、それは皆様でお探しください。
最後に、次回以降について。
第6話、第7話がコミカル仕立てでしたので、次回第8話は少しばかりシリアスになる予定です。そして、またもや新キャラクター登場!(笑) しかも女の子ですよ。ご期待ください(笑)。
では、また近いうちに。
2005年3月5日 RED
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