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お待たせしました。
オリジナル不定期連載小説「WILD BLOOD」の第16話「アンタッチャブルは突然に」をここにお届します。
新登場キャラクター・琴姫杏<ことひめ・あん>を中心に描いた今回、いかがでしたでしょうか。ラブコメの王道、主人公の自称・婚約者<フィアンセ>というベタな展開です。それも、ただの美少女ではなく、つかさと同じ古武道の達人で自己中キャラ(笑)。しかも年上――つまり、主人公たちよりオトナであり、アダルトというわけ。小悪魔な魅力を描き切れたか不安も残りますが、お気に召していただければ幸いです。
とは言いながら、今回の杏は顔見せ程度。本格的なシリーズへの参加は、もうちょっと先になります。このシリーズ、作中の時間経過が割と遅いので、「ちょっと」どころか「かなり」になるかもしれませんけど。つかさと同居するようになれば、ムフフな場面も想像できるのですが、そのお楽しみはしばらくお預け。またの登場をお待ちいただきたいですね。
この不定期連載も、すでに16話に達しましたが、まだ、つかさの過去について詳しく書いておりませんでした。
つかさと亡くなった祖父との関係。
つかさの両親は?
薫との出会い。
なぜ、杏はつかさのことが好きになったのか?
――次回はこういったことに触れるストーリーになると思います。それから、つかさと薫と杏の三角関係なども(イヒヒヒ)。
本来なら、もうちょっと早い段階で書くべきだったかもしれません。第1話の当初から、その辺りのエピソードも固まっていたのですが、あれこれと他の話を書いているうちに、こんなに遅くなってしまいました。「ブルセラムーン」なんて書いている場合じゃなかったかな?(笑) 言い訳になりますが、ついつい、「WILD BLOOD」は脱線してしまうんですよ(笑)。
ともあれ、いよいよ、秘蔵エピソードに触れるときが訪れました。第14話ではアキトの過去をやっていますので、次はつかさ(&薫)の番ですね。
今年は「WILD BLOOD」に力を入れようということで、次回はそんなにお待たせしないうちにお届する予定でございます。お楽しみに♪
2012年5月5日 RED
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